終活とは?

 終活という言葉をよく聞きますが、皆さんはどのように理解されていますか?

 厚生労働省のデータ(令和6年簡易生命表の概況)では、2024年の平均寿命は、女性87.13年、男性81.09年となっています。
 昭和の頃には少なかった100歳人口も平均寿命の延伸とともに大きく伸びています。
 また、高齢化に伴って認知症高齢者が増加しています。
 昭和の頃と比較すると、生活についても大きく変化しています。
 例えば、生活する単位は、昭和の頃は親子と孫の3世代が一緒に生活する家庭が多かったのに対し、現在では、働く場所の問題や親世帯から独立して親と別に生活する場合や個人で自由に生活するために結婚しない生き方を選ぶ方も増えてきました。
 親と一緒に生活している家庭では親子間の情報や家庭内或いは地域のしきたり等を共有できますが、別に生活をしている場合はこれらの情報共有がうまくできない場合があります。

 万一、親が認知症になった場合や急にお亡くなりになった場合、親から子への想いは届くのでしょうか。

 親からは子へ伝えたいことは、家族への想いや先祖(お墓等)、自分の葬儀のこと等があるでしょう。
 子の立場としては、葬儀の段取りや相続手続きの際に、親と情報共有ができていなかった場合は大変な労力が必要となります。

 終活とは、このような状況を作らないよう、あらかじめ「残される人や身の回りの物のための準備」を行うこと、さらに「残りの人生を充実させ自分らしく生活する」という前向きな目標を掲げた生活につなげることです。