住まいについて

 生活していくうえで住まいは重要な位置づけとなります。
 家族状況や仕事の他、身体機能の変化又は老朽化により、今の家に住み続けるのか、別の家に住みかえるのかの選択が必要となる場合があります。
 
【リフォーム】
 今の家に住み続けるには、リフォームが選択肢の一つとなります。

 年齢が高くなると、ちょっとした段差や浴槽の深さが気になったり、寝室からトイレまでが遠くて移動が大変となることもあります。
 将来のことをどれだけ予測できるかは難しいところですが、大きな資金で大きなリフォームをする場合は、将来のことも含めて検討することも大切です。
 また、現在の住まいの築年数によっては、耐震対策も必要となります。
 
 昭和56年5月31日以前に建築された建物は、旧耐震基準に基づいて建築されており、耐震性が不十分な建物が存在します。
 耐震対策ができていない家屋を次の世代へ引継いでも、引き継いだ人が耐震対策を検討しなければなりません。
 対象物件については、耐震診断や耐震改修の補助金がありますので、積極的に耐震対策に取り組むとともに、リフォーム時には耐震対策も併せて行うことも検討しましょう。

 なお、要介護認定者等については、一定の要件を満たせば、手すりや段差解消などの住宅改修を受けることができます。

【住み替え】
 リフォームコストが高額となるためリフォームのメリットが感じられない、買い物や医療機関受診などの利便性が高い地域の生活を望む場合などは住み替えを検討することとなります。
 住み替えの場合も将来のことを予測することが大切ですが、資金面と生活面についてもよく考える必要があります。
 資金面については、新たに必要な費用が発生する場合、現在の預貯金やこれからの収入で必要な費用をまかなえるのか試算しておくことが重要です。
 生活面については、生活環境が大きく変わりますが、その変化に心身ともに慣れるまで時間を要すると思われます。また、話し相手や相談できる人を探しておくことが望ましいですが、初めての土地では近隣の方との接点も少なく、関係構築にも時間を要すると思われます。
 住み替えする場合は、周辺の状況を事前に確認し、集いの場所にも積極的に参加できるようにしておきたいところです。