認知症

 高齢者の増加に比例して認知症患者が増加しています。
 思い出したいことがすぐに思い出せないといった場合でも、認知症ではなく、年齢相当の加齢によるもの忘れの場合もありますが、なかなか判断が難しいこともあります。
 自分自身或いは家族や知人が認知症かもしれないと思ったら、早期に専門医受診をしましょう。

 認知症には複数の種類があります。
 (以下は主なものを挙げています。)

アルツハイマー型認知症徐々に脳が委縮していく認知症。
初期には昔のことは覚えているが最近のことを忘れる等の症状が出るが、進行すると時間や場所がわからなくなったり、判断ができなくなる。
血管性認知症脳梗塞や脳出血など、脳の血管が詰まり等で起こる認知症。
障害を受けた部位によって症状が異なるため、一部の能力は低下しても他の部分は影響が少ないこともある。
レビー小体型認知症脳に特殊な物質が蓄積されることで発症する認知症。
現実には見えないものが見えると言ったり、筋肉が固くなる等の症状が出る。

 認知症の進行度合いによって、在宅生活が継続できる場合、専門施設に入所が必要となる場合など様々です。
 
<選択肢の例>
 〇自宅で生活する(訪問介護や認知症デイサービスの利用)
 〇認知症共同生活介護(グループホーム)の利用
 〇介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)への入所
 〇専門病院に入院
 
 一般的に、認知症になると判断能力が不十分となり、生活に支障が発生することとなります。
 そのため、自分の相続のために遺言書を作成することが困難となったり、親族の遺産分割協議に加われない場合があります。
 遺産分割協議については、必要に応じて成年後見人制度を利用することができます。
 自分の遺言書については、遺言書作成時の判断能力によることとなります。
 自分は認知症にならないと思っていても、いつ、どのような状況で発症するかわからないことから、遺言書作成を検討されている方は早めに